自分の AI API キー
自分の OpenAI、Anthropic、Gemini、OpenRouter の API キーを追加すると、手元のアプリが AI と直接やり取りします。保存した投稿についてチャットし、リサーチし、AI コメントを作り、選んだ段落について質問し、ノートで AI をメンションできます。キーは端末にだけ保存され、リクエストはその端末からプロバイダーへ直接送られます。
モバイルアプリ 2.6.0 以降、デスクトップアプリ 0.9.0 以降、Obsidian プラグイン 4.11.0 以降で使えます。ノートでの AI メンションと、保存したチャットのチャットを続けるには、モバイル 2.6.1、デスクトップ 0.9.1、プラグイン 4.11.1 以降が必要です。
自分のキーを使う利点
- 自宅の別のパソコンを経由しません。 キーがない場合、Cloud AI でできない AI 処理はデスクトップの実行環境で動きます。リクエストは自宅のパソコンの Obsidian プラグイン、デスクトップアプリ、CLI のどれかが受け取るまで待つため、そのパソコンが起動していてスリープしておらず、AI CLI にサインインしている必要があります。自分のキーがあれば、いま使っているスマホやパソコンが自分でリクエストを送ります。どこにいても、ほかのパソコンがすべて電源オフでも、数秒で答えが流れてきます。
- Cloud クレジットを使いません。 プロバイダーが自分のアカウントに請求し、通常は 1 リクエストあたり 1 セント未満から数セント程度です。Social Archiver の Cloud クレジットは使われません。
- 最新のモデルと、より多くの機能。 チャットとリサーチはプロバイダーの最新モデルで動き、質問ひとつだけウェブ検索をオンにして、出典付きの答えを受け取れます。
- キーが私たちに届くことはありません。 キーは端末の安全な保存場所(iPhone と Mac のキーチェーン、Android Keystore、Obsidian のシークレットストレージ)に保管され、リクエストは Social Archiver のサーバーを通りません。
キーは任意です
Cloud AI は引き続き要約、用語集、翻訳、チャット(回答 1 件あたり 0.5 クレジット)に対応し、デスクトップの実行環境は AI CLI のサブスクリプションですべての処理をこなします。AIコメントをご覧ください。
対応プロバイダー
| プロバイダー | キーの取得 | 知っておきたいこと |
|---|---|---|
| OpenAI | platform.openai.com/api-keys | 保存したコメントには OpenAI API と表示されます。 |
| Anthropic (Claude) | console.anthropic.com/settings/keys | Anthropic API と表示されます。 |
| Google Gemini | aistudio.google.com/app/apikey | 無料枠では、送信した内容が Google のサービス改善に使われ、人が確認することがあります。EEA、英国、スイスでは有料枠が必要です。 |
| OpenRouter | openrouter.ai/keys | ひとつのキーで多くのプロバイダーのモデルを使えます。 |
キーを追加する
| アプリ | 場所 |
|---|---|
| モバイル (iOS, Android) | 設定 → AI API キー |
| デスクトップアプリ | 設定 → AI APIキー |
| Obsidian プラグイン | Settings → Social Archiver → AI API keys(安全なシークレットストレージのため Obsidian 1.11.4 以降が必要) |
キーを貼り付けると、アプリがプロバイダーに確認します。プロバイダーごとに推奨モデルをそのまま使うことも、別のモデルを選ぶこともできます。
キーを初めて使うときは、そのプロバイダーに何が送られるかを表示して同意を求めます。キーは端末ごとで同期されないため、使いたいスマホやパソコンごとに追加してください。
できること
投稿についてチャットする
| アプリ | 開き方 |
|---|---|
| モバイル | タイムラインのカードまたはリーダーで ⋯ → この投稿についてチャット |
| デスクトップアプリ | カードのチャットボタン(この投稿についてチャット)、またはリーダー右上のボタン。チャットは本文の横にドッキングして開きます。 |
| Obsidian プラグイン | カードのメニュー → Chat about this post。リーダーモードではチャットが本文の横にドッキングして開きます。 |
タブレットや折りたたみ端末では、モバイルアプリもチャットを本文の横に開きます。
- チャットはアプリを開いている間、その投稿に残ります。 閉じて本文を読み、もう一度開けば続きから再開できます。
- ノートに保存(プラグインでは Save to note)すると、会話がその投稿に残ります。
- 保存したチャットを続ける: その投稿でチャットを開き直すと、最後に保存したチャットから続きます。以前のチャットを続けるには、モバイルでは長押ししてチャットを続けるを選び、デスクトップアプリでは保存したチャットの下のチャットを続ける、プラグインでは Continue chat を押します(モバイル 2.6.1、デスクトップ 0.9.1、プラグイン 4.11.1 以降)。もう一度保存すると、保存済みのチャットが置き換わります。
- 新しいチャットは最初からやり直します。保存していない内容があるときだけ、先に確認します。
投稿をリサーチする
この投稿をリサーチは、背景・主張の検証・出典をまとめたレポートを書いてノートに保存します。リサーチは常にウェブを検索します。モバイルでは自分のデスクトップに依頼を選んで、デスクトップの実行環境に任せることもできます。
AI コメント
AI コメントのシートで実行先に自分のキーを選びます(モバイルでは自分の API キー)。ファクトチェックは常にウェブを検索し、カスタムプロンプトはウェブ検索をオンにしたときだけ検索します。
選んだ段落について質問する
モバイルアプリまたはデスクトップアプリのリーダーで段落を選び、AIに聞くを押して自分のキーを選びます。
ノートで AI をメンションする
モバイル 2.6.1、デスクトップアプリ 0.9.1、Obsidian プラグイン 4.11.1 以降で使えます。
ノートで @ と入力すると、メンションできる AI が表示されます。キーがある @Claude、@GPT、@Gemini、@OpenRouter と、ログインしていれば @CloudAI です。メンションはアクセントカラーで表示されます。ノートを保存すると、メンションした AI が投稿を読み、ノートの下に返信します。答えている間は、ノートの下に返信中と表示されます。
- 返信は、最初の質問が自分のノートである保存済みチャットなので、ほかのチャットと同じように続けられます(モバイルは長押し、デスクトップはチャットを続ける、プラグインは Continue chat)。
- 1 回の保存で質問する AI は最大 3 つです。ノートを編集すると新しく追加した AI にだけ質問し、メンションだけのノートは誰にも質問しません。
- メンションは自分のノートでのみ動作し、コレクションのノートでは動作しません。Obsidian プラグインでは My Note でメンションします。
- 画像から読み取ったテキスト(OCR ノート)はメンションとして扱いません。
ウェブ検索は頼んだときだけ
チャットと AI コメントは、自分でオンにしない限りウェブを検索しません。オンにしても、そのリクエストひとつだけに適用されます。
- モバイル: 質問の入力欄の横にあるウェブ検索のトグル
- デスクトップアプリ: 質問の入力欄の中にある Web検索 のチップ
- Obsidian プラグイン: Search the web for the next question
最初はオフで、送信すると再びオフになります。答えには参照した出典が付きます。ウェブ検索はプロバイダーのアカウントで追加料金がかかることがあり、検索できないモデルもあります(トグルに表示されます)。Cloud AI はウェブを検索しません。
AI が読むもの
AI は投稿をテキストとして読みます。タイトル、投稿者、本文、動画の文字起こし、保存したコメントの要約、そして画像から読み取ったテキスト(写真のテキストを含めるで保存した OCR ノート)です。画像そのものは見ません。
料金
プロバイダーがリクエストごとに自分のアカウントへ請求します。チャットの回答やメンションの返信はリクエスト 1 回分で、リサーチはウェブを検索して長いレポートを書くため多めにかかります。自分のキーで行うリクエストに Social Archiver が料金をいただくことはありません。
モデルが終了したとき
プロバイダーはモデルを頻繁に終了します。選んだモデルがなくなると、アプリはプロバイダーが推奨する代わりのモデルに切り替えてお知らせします。AI API キーでいつでも別のモデルを選べます。
制限
- CLI はキーを保管しません。自分のキーで行う処理は、デスクトップアプリ、Obsidian プラグイン、モバイルアプリで動きます。
- デスクトップに任せた処理(自分のデスクトップに依頼)は、そのパソコンの AI CLI で動き、ウェブを検索しません。
- チャットの質問は最大 2,000 文字です。それより長いノートは短くしてメンションの質問として送ります。
トラブルシューティング
「…がAPIキーを拒否しました」
プロバイダーがキーを受け付けませんでした。AI API キーでキーを確認または差し替え、プロバイダー側の支払い設定も確認してください。
「この処理に合う…のモデルがありません」
AI API キーでそのプロバイダーのモデルを選んでください。
リクエスト上限やクォータのエラー
プロバイダーから返るエラーです。少し待つか、プロバイダーのコンソールで上限を引き上げてください。